デング熱ワクチン(QDENGA)の接種を開始しました

デング熱とは・・・?

きずなクリニックでは、デング熱ワクチン(QDENGA)の接種を開始しました。

デング熱はデングウイルスによる感染症で、突然の発熱で発症、頭痛・眼窩痛・関節痛・筋肉痛・発疹などの
症状を呈し、通常症状は1週間ほどで回復します。

ごく稀に重症化して、出血症状やショック症状を呈する「デング出血熱」を起こすことがあり、
その場合、最大で 7 日間の入院が必要になることがあります。

このような入院が必要な重症型のデング熱患者は、推定で毎年50万人発生しており、その大部分が子どもです。
重症を防ぐためにも、ワクチンの接種をお勧めします。

デング熱ワクチンについて

今回入荷したワクチン「 キューDEGA 」は、毒性を弱めたウイルスを使う「生ワクチン」です。

4種類の血清型(DEN-1、DEN-2、DEN-3、DEN-4)の全てに効果があり、約2万人が対象の国際臨床試験では、
発症予防効果が61%、入院に至る重症化を防ぐ効果が84%と報告されています。

接種対象年齢:6~45歳
接種回数        :2回(1回目の接種から3か月後に2回目の接種)
接種条件  :感染歴の有無にかかわらず接種可能
副作用   :重篤な副作用の報告はありません。
ただし、通常の予防接種同様、発熱、患部の痛み・腫れ、筋肉痛などは起こる可能性があります

ワクチンについての詳細は、下記にお問い合わせください。

きずなクリニック
0815-1007-5850 / 021-251-4535
info@kizuna-clinic.com